【興味深い実験結果】「カクテルパーティ効果」とマーケティングに活かす方法とは?


 

どうも、ひろっちです。

 

今回お伝えする内容というのは、
「カクテルパーティー効果」についてです。

 

このカクテルパーティー効果を
マーケティングに活用することで、
大きく結果を伸ばせるようになりますので
ぜひ参考にしていってください。

カクテルパーティー効果とは?

 

今回お伝えしていく、
カクテルパーティー効果というのは、

人というのは無意識のうちに、
自分に関係のある情報
優先的キャッチして、

 

それ以外の情報などは、
シャットアウトしてしまう
現象の事をいいます。

 

カクテル飲みながら、
パーティーのような賑やかな空間でも、

 

自分に関係のある事や、
自分の話は耳に入ってくる事から、
カクテルパーティー効果と言われています。

 

そんなカクテルパーティー効果の
事例を紹介したいと思います。

 

例えば、
人ごみの中でも自分の名前を
呼ばれれば反応してしまう
ことがあるとは思いますが、

 

それはカクテルパーティー効果
働いているわけです。

 

もう今ではまったく行かなくなりましたが、
僕は10代の頃はよく地元の夏祭りなどに、
友人と一緒に顔を出してました。

 

そんな夏祭り会場などに行くと、
すれ違う人々の喋り声や
ドンドン鳴り響く太鼓の音、

 

テキ屋の客寄せの声や
チリンチリンうるさいくじ引きの鈴とか、
そんな感じの騒音と人ごみでごった返してます。

 

でも、そんな中で
「おーい、ひろーー!」って
遠くから呼ばれても、
耳に入りますし気付くんですよね。

 

他にも電車の中で疲れて眠ってても、
降りなきゃいけない最寄駅のアナウンスが
流れるとハッと起きる事ができたりとかします。

 

そんな感じでたとえその場が、
どれだけうるさくてどんな状況だったとしても

 

自分に関係のある事や自分の話というのは
耳に入ってくるわけです。

 

これがカクテルパーティー効果による
現象だと言われております。

 

更に付け加えると、
自分に関係のない事や
興味のない話は耳に入ってこないのも
カクテルパーティー効果になります。

 

わかりやすい例えですと、
読書や勉強に集中している時などは、
周りの喋り声や時計のカチカチ音が
聞こえなくなります。

 

こて結構あるあるだと思いますが、
これもカクテルパーティー効果が
働いているということです。

 

耳や目から入ってくる様々な情報は、
僕たちの脳ミソが処理しています。

 

そしてその脳は、
自分に関係のある必要な情報だけを
優先的にキャッチする習性を持っておりまして、

 

だからこそ自分に関係のない
不要な情報はシャットアウトしていきます。

 

そもそも五感から受け取る、
全ての情報をキャッチしようとすると、
僕たちの脳ミソはパンクしてしまいますね。

 

要するに僕たちの脳というのは、
自分に関係のある情報を選別して、
それらを効率的にキャッチしてくれる
ということです。

 

だからこそ、
人ごみや喧騒の中だったとしても、
自分の名前はハッキリと聞こえますし、

 

読書や勉強に集中している時は、
他の音が聞こえなくなるという事です。

コリン・チェリー氏の「3つの実験」から分かる事について解説!

 

今回お伝えしている
カクテルパーティー効果については、
1953年にコリン・チェリーという人によって
提唱されたものになります。

 

その時の実験結果が、
非常に興味深く面白いので紹介しますね。

 

その実験の内容と実験結果については、
下記をご覧ください。

 

【実験A】

まず最初にコリン・チェリー氏は
被験者にヘッドフォンを装着させて、

 

「左右で別々の音声」を流して、
「片方の音声のみに集中」するように指示。

 

実験Aの結果

すると注意を向けた方の音声のみが
被験者の耳に入っていき、

もう片方からの音声は
全く耳に入らなかった状況。

 

 

【実験B】

実験Aで行なった
実験方法と流れは同じですが、

 

でも今回については、
「集中するように指示した方とは逆の音声」に
「被験者の名前」を入れ込んでみます。

 

実験Bの結果

すると集中するように指示された方とは逆の、
「被験者の名前が入れ込まれた音声」のみが
被験者の耳に入っていき。

 

もう片方の音声については、
耳に入らなかった状況です。

 

 

【実験C】

男女を2人で15分間会話させます。

 

  1. 普通に15分間会話した場合
  2. 相手の名前を入れ込んで15分間会話した場合

という2つのパターンで
相手が抱いた印象を検証します。

 

実験Cの結果

普通に15分間会話するよりも
相手の名前を入れ込んで15分間会話した方が、

 

より親近感や社交性を感じ、
好意を持っている場合が多い事が分かった。

 

 

この実験結果によって、
分かることというのは、

 

  1. 人は注意を向けた音声はハッキリ聞き取れるが、それ以外の情報はシャットアウトする
  2. 2つの音声があった場合、「自分の名前」が入れ込まれた音声の方に人は注意を向ける
  3. 人は「自分の名前」を呼ばれる事で、相手に対してより親近感や好意を抱くようになる

 

という事が証明されたということです。

 

以前、何かのバラエティ番組で見たのですが、
心理学者が
人間が最も好きな言葉というのは、
自分の名前
と言っていましたが、

 

この実験結果を見ると、
あながち間違いではないのかもですね。

 

それだけ多くの人というのは、
「自分の名前に反応する」ということなので、

 

恋愛などでも積極的に
相手の名前を呼んであげる事で、

その相手があなたに抱く印象を
良くしていく事もできる事になりますね。

 

ここまでお伝えしてきた、
そんなカクテルパーティー効果を
マーケティングに応用する方法について
解説していきますね。

カクテルパーティー効果をマーケティングに応用しよう!

 

ここまでお伝えしてきた
カクテルパーティー効果ですが、

この心理現象はマーケティングにも
活かせますので、ぜひ活用していきしょう。

 

ここまで解説してきたように、
人は無意識のうちに自分に関係のある情報を
優先的にキャッチする
わけなので、

 

“見込み客に対して、
これは自分にも関係のある話だと
しっかりと認識してもらう”

 

それをすることで、
そこから得られる反応率なども
大きく変わってくる事になります。

 

例えば何かしらの商品や、
サービスを売っていくのであれば、

 

見込み客の抱いている、
悩みや不安にフォーカスしていったり、

見込み客に関係(興味)のある情報を
発信したりする事で、

 

自然と見込み客にこれは自分に
関係のある話だと認識してもらう事が
できるということですね。

 

付け加えると、

  • この話はあなたにも関係のある話になります。
  • この話は日本に住んでいる人なら決して無視できるものではないです

 

といったような感じで、
こちらから当事者意識を抱かせる
言い回しも非常に有効になります。

 

そうやって見込み客が、
これは自分にも関係のある話なんだ。
と認識してもらう事ができれば、

 

そこから反応を得るハードルについては、
グッと下がっていきます。

 

逆に言えば、
この話は自分に関係ないと思われてしまうと、
人は自分に関係のない情報をシャットアウト
してしまうということです。

 

要は、普段僕たちが自分に関係のない話が
全く耳に入ってこないのと同じで、

発信していく情報や読んでほしいコピーなどが
全く読まれなくなってしまうわけです。

 

つまりは
僕たちが見込み客に伝えたい
メッセージが伝わらなくなる
わけです。

 

そのようになってしまうと、
読んでくれない・メッセージが伝わらない

 

そんな相手から商品やサービスの
成約を獲得するのは
誰だって難しいです。

 

インターネット上に様々な
商品や情報が溢れている今の時代において、

 

「この商品や情報は自分には無関係だ」
と思われてしまえば、

 

その見込み客というのは、
人ごみの中で周りの会話が
耳に入ってこないのと同じ事が起こります。

 

だからこそ見込み客に対して、
「これは自分にも関係のある話だ」
と認識してもらうというのは、

 

稼いでいく上で意識しておくべき
ポイントの1つになるということです。

 

また、先ほどお伝えしていた、
②の2つの音声があった場合、
「自分の名前」が入れ込まれた音声の方に
人は注意を向けてしまう

 

③の人は「自分の名前」を呼ばれる事で、
相手に対してより親近感や好意を抱く
という
実験結果を見ても分かるように、

 

人は自分の名前強い反応を示し、
呼んでくれた相手に対して、
親近感や好意を抱きやすいということなので、

 

相手の名前を積極的に呼んであげる事で、
マーケティングを有利に進めていく事が
可能になります。

 

「ブログ」や「広告」などに、
個人の名前を入れ込んでいくのは難しいですが、

 

「対面」や「通話」や、
「メールマガジン」だと実際に活用できます。

 

「対面」や「通話」の際には、
相手の名前を呼ぶ事は簡単にできますし、

 

メールマガジン(ステップメール)でも
特定のタグを入れることで、

 

「登録時の名前」をそのメールの
文章内に入れ込んでいく事が可能です。

 

例えば僕が今使っている、
「Myasp」というスタンドですと、

 

  • %name%
  • %name1%
  • %name2%

 

というタグを文章内に入れ込めば、
その部分に相手の登録時の名前を
入れ込む事が可能になります。

 

やっぱり「あなた」と言われるよりも、
「〇〇さん」と名前を投げかけられた方が
親近感は感じやすいですし、

 

ないよりも当事者意識を、
抱きやすいのでこれもポイントですね。

 

ここまでお伝えしてきた、
カクテルパーティー効果というのは、

僕たちの身近に潜んでいる現象にも、
あるにも関わらず、

 

マーケティングに有効活用する事が
できる心理効果ということですね。

 

だからこそ、今回の内容については、
抑えておいて損はないと思いますので、

 

ぜひ参考にあなたのビジネスに、
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